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古絵葉書・出征将兵後援絵葉書(5枚組)

出征将兵後援絵葉書001
戦時中の日本では銃後の守りとして軍を支援する団体が多く誕生しました。この絵葉書を発行した愛国恤兵財団助成会もその一つで、陸軍省・海軍省・内務省の後援団体であり、陸海軍軍人の援護を目的とした団体のようです。
この愛国恤兵財団助成会が戦地の兵士の援護を目的として発行されたのが「出征将兵後援絵葉書」で、袋には「この絵葉書の売上純益は国防献品に充てます」とあり、売り上げが戦地の兵士の慰問品等に使われたようです。
絵葉書のイラストは当時人気を博していた画家やイラストレーターが担当しています。
出征将兵後援絵葉書002
袋の裏面。絵葉書の使用権についての規定が書かれています。
以下、絵葉書を紹介していきます。続きを読むからご覧ください。
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古絵葉書・大正4年の銀行横領犯の指名手配絵葉書

指名手配001
今回はいつもとは毛色の違う絵葉書を。
この絵葉書はちょうど100年前の大正4年(1915年)に兵庫県揖保郡にあった神岡銀行のお金を横領して
逃亡した犯人を記したいわば指名手配の絵葉書です。
書かれた内容によると、神岡銀行支店主任の○○(伏字)44歳が5月29日に銀行の金8万円を横領し
逃走したとあります。
さらに犯人を6月から7月の間に捕まえて引き渡したら200円、8月中なら100円の懸賞金を渡すと
述べています。
調べましたところ大正初期当時の1円は現在の2000円らしく、単純に計算しますと当時の200円で
現在の40万円になるわけですが、懸賞金としては安い気も。
まぁ当時の貨幣価値とか考えますと単純に現在の40万と同等かと言われれば違うともいえるでしょうけど。
となると、この犯人は横領した額8万円を同じように計算をしますと1億6000万円横領したことになり、
えらい額を持ち逃げしたものですねぇ。
現在でも指名手配犯をティッシュとかに印刷して配ったりするのを見かけたりしますが、
この絵葉書は銀行自身が印刷したようですね。
戦前までの絵葉書は今のような記念品としてだけでなく、報道的な役目を持っていたりしますので、
こういった指名手配犯を広く世に知らしめる役目をおった絵葉書があってもおかしくはありませんね。

※もう100年前の事件なのでする必要があるかどうかは分かりませんが、
一応該当者の写真に目線と氏名を黒塗りにいたしました。

古絵葉書・東京湾埋立株式会社埋立地平面図

東京湾埋立003
東京湾埋立株式会社は、現在の東亜建設工業で大正3年に浅野財閥の浅野総一郎によって
設立された鶴見埋築会社を起源とし、大正9年に改名された会社です。
東京湾に面する横浜市鶴見地区・神奈川県川崎市の湾側を埋め立て、
港湾機能を持つ工業地帯を造成するために設立された会社で、
この絵葉書の場所は大正3年より埋め立てが始まり昭和3年に完了した扇町地区です。
絵葉書の平面図を見ると、埋立地には鶴見臨港鉄道が走り、扇町駅が設置され、
日本鋼管会社(現・JFEスチール株式会社)・南満州鉄道会社・三菱商事会社・三井物産会社
住友合資会社・日本電力会社・東京電燈会社(現・東京電力)・ライジングサン石油会社(現・昭和シェル石油)
東京瓦斯会社(現・東京ガス)・日本石油会社(現・新日本石油)・紐育スタンダード石油(現・スタンダードオイル)
日清製粉会社・芝浦製作所(現・東芝)・沖電気会社(現・沖電気工業)・浅野造船所・旭硝子会社
千代田石油会社・鶴見木工会社など、まさに一大工業地帯でした。
無題
現在の扇町の地図(GoogleMapより引用)
埋め立て事業は戦後も行われ昭和38年に完結しました。そのため現在は周囲に埋立地がさらに広がってますが、
大正3年から昭和3年にかけて埋め立てられた区画はそのまま保たれています。
現在でも東芝や昭和シェル・JFEスチールが戦前からそのまま敷地を引き継いで使用しています。

番外編2・古絵葉書 日本水産動物集成 教育参考魚類 第一編

魚類1
番外編1に引き続き、番外編2として今回は魚類を取り上げた絵葉書図鑑を紹介します。
こちらも番外編1の「貝類及甲殻軟体類」と同じくカラーイラストで描かれた図鑑となっており、
子供向けに販売されたものと思われます。
「貝類及甲殻軟体類」と同じ販売元なのかどうかはわかりませんが、中身の魚図鑑のイラストが
「貝類及甲殻軟体類」と同じデザインですので、恐らく同じ昭和初期から昭和10年代くらいに
同じ販売元が販売したと思われます。

しかし、「貝類及甲殻軟体類」と違って、魚類編は今の表現とは全く異なる部分もあり、
中々興味深い内容になっていたりします。

中身の絵葉書は、「続きを読む」からご覧ください。
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番外編1・古絵葉書 日本重要水産動物 教育資料  貝類及甲殻軟体類

貝類及甲殻軟体類1
今回は番外編として、水産動物図鑑として販売されていた絵葉書を2つに分けて紹介いたします。
「日本重要水産動物 教育資料 貝類及甲殻軟体類」とタイトルが書かれた袋の中には
イラストで描かれた甲殻類や軟体動物、貝類が紹介された絵葉書が7枚入ってます。
本来は8枚入りのようですが、私の手元の分は1枚欠けているのが残念です。

発行されたのは昭和初期から昭和10年代くらいのようで、当時の小学生向けに
図鑑と同じ役割で発売されたものと思われますが、当時の水産動物の呼び方や、
カラーイラストなど見ていて楽しいものがあります。

続きを読むから中身の絵葉書を紹介いたします。
当時の味のある魚介類のイラストをご堪能ください。
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