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 2007年07月 

古絵葉書・歩兵九連隊ニ於ケル特命検閲使奥陸軍大将ノ一行

第9連隊
歩兵第9連隊は京都市伏見区の深草にあった連隊ですが、
元々は大阪にあり次に大津に移転しました。
この写真は軍人さんの服装から、大正期の頃のものと思われますが、
兵舎は明治初年の様式の擬洋風建築の兵舎です。
出てきた軍人さんは、勲位の高い勲章をつけたり、参謀肩章をつけた参謀がいたりと
かなり階級の高い軍人のようです。どれも佐官・将官と思われます。
説明の通り陸軍大将や将官がいるならば、絵葉書の人物の特定が
出来るのではないかと思われます。
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古絵葉書・重戦車の塹壕通過

ホイペット
歩兵学校での演習で塹壕を越える戦車の様子です。
元々戦車は第一次大戦時で膠着していた塹壕戦を打開すべく開発された兵器で、
塹壕攻略が一番の目的でした。
調べた結果、この戦車はどうやらホイペットMk.A戦車で、
以前紹介したこの戦車と同型と思われます。

番外編・大正時代の遺跡発掘記事

遺跡発掘の記事
今回も番外編。考古学ブームの続く昨今、連日のように遺跡発掘の記事が新聞に載りますが、
大正時代にも遺跡発掘の記事が載ることがありました。
私が所有する大正2年2月の神戸新聞から紹介してみます。
*画像をクリックすると大きくなります。

「太古の跡」伊勢より土器発見。一は石器時代遺跡か。
伊勢国渡会郡西外城田村小学校校舎は予て新築中の処、此の程落成せるより運動場の一隅に運動具を建設すべく敷地を発掘中地下数尺の所より土器石斧等を発見せしが古来同地附近には黄金の鶏の塚と云うのがあるとの伝説あるより目下数十名の人夫は盛に発掘中なるが今回発見したる土石器は石器時代の遺物らしいといふ 又同郡四郷村北中村にては両三日前同村丸山の山路を修理中一の古墳を発見し 石廓中よりは刀身、鏃、水晶切子、玉砥石、高杯、提瓶其の他数十点を発掘したるが石廓は長さ二十尺幅三尺八寸ないし四尺五寸あり入口は巨岩を以って覆われあり同所にては去る明治二十三年十月大古墳を発掘したることありて由緒深き土地なるが、右は倭姫命の御陵墓なるべしと伝えられ居れり。


記事によればどうやら縄文時代の遺跡と横穴式石室の古墳の調査の記事のようですね。
記事に神話の話を用いているのがいかにも時代を感じますが、戦前の大正期の
遺跡発掘記事として興味深いものと思います。

番外編・明治37年大阪朝日新聞 白木屋広告

白木屋
前回の潜水艇につづき、番外編として、私の所有する
明治37年大阪朝日新聞の白木屋のイラストつき広告を紹介します。
(画像をクリックで大き目の画像が見られます)
店舗新築の広告なんですが、建物は古風な土蔵造り。
どうやら、この頃はこういった土蔵造りが流行っていた時期の様で、
京都の大丸や銀行などでも土蔵造りの建物を採用している例があります。
伝統的な土蔵造りですが、1階はちゃんとジョーウインドウになっているのが
やはり明治の文明開化後といったところでしょうか。
文明開化といえば、店舗の前の情景にも注目。
店の前には、自転車に乗る人、人力車に乗る人、鉄道馬車、コウモリ傘をさす人など
中々ハイカラな人たちが集ってます。これらも文明開化の象徴ですね。
ただし、人力車や鉄道馬車などは昭和までには姿を消しますが。
それでも、広告の見出しや説明文は江戸時代のような堅苦しい文。

古絵葉書・京都愛宕登山ケーブルカー

愛宕ケーブルカー

愛宕神社への参拝と登山で有名な京都の愛宕山には
かつてケーブルカーが運行していました。
昭和4年に開通して以来、ふもとの清滝川駅と終点の愛宕駅をむすぶ
このケーブルカーは、参拝客を8合目まで運び、また終着駅の周りには
洋風ホテルや旅館、遊園地までありました。
しかし、昭和19年、不要不急鉄道に指定されたことにより路線は廃止。
戦後に復活の予定もありましたが、結局は白紙となり、
現在は駅舎やホテル、路線が廃墟として忘れ去られたようにひっそりと残っています。
こちらに、旧愛宕駅旧愛宕ホテルを紹介したページを挙げておきます。私のサイトですけど。

番外編・明治37年大阪朝日新聞記事の潜水艦・駆逐艦

潜水水雷艇
今回はちょっと趣向を変え、私が所有する明治37年の
大阪朝日新聞の記事に紹介された潜水水雷艇と駆逐艦の記事のイラストを紹介。
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古絵葉書・京都市庁舎増築記念絵葉書

京都市役所袋
京都市役所は、昭和2年に正面と東翼部。昭和6年に西翼部が完成した
現在も現役の市庁舎です。昭和2年の建築の絵葉書には、西翼部に当る部分に
煉瓦の洋館が建っており、2枚を並べると京都市役所の変遷が分かります。

袋の中には4枚の絵葉書が入っています。続きを読むから御覧下さい。
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古絵葉書・由良川鉄橋(由良川橋梁)

由良川鉄橋
大正13年に完成した、北近畿タンゴ鉄道の路線になっている
由良川橋梁の戦前の絵葉書です。
プレートガーターという鉄橋で、鉄板を下部に張った様なだけのシンプルなデザインで、
ごくごく一般的な鉄橋の種類なんですが、由良川の河口という長大な距離に
一直線に架かる姿はかなり迫力のある風景で、鉄道の撮影名所として、
また近代化遺産として価値ある鉄橋となってます。
あと、某アニメのワンシーンでこの鉄橋と上を走るタンゴ鉄道の車両が使われ、
その手のファンにとっての名所にもなっていたりします。
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