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 2009年08月 

古絵葉書・奉公館

奉公館
京都駅近くにあったという奉公館なる建物です。
絵葉書の解説によると、在郷軍人会のもとに建設された宿泊施設のようで、
在郷軍人会に所属していた人たちが格安で宿泊できるホテルだったのでしょう。
奉公館の施設は充実していて、暖房完備、食堂・浴室もちゃんとあったようです。
現在、この建物は現存しませんが、これだけの規模の建物ですから、
戦後しばらくは別の用途などで使用されていたと思われます。
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古絵葉書・予州銀行新築記念

予州銀行
予州銀行は、現在の伊予銀行の前身です。
その本店として建てられたと思われる建物の新築記念として出された絵葉書です。
年代は不明ですが、絵葉書の様式と建物のスタイルから昭和10年代ごろでしょうか。
全体的に壁面の装飾はありませんが、窓の部分にかなり凝った装飾がありますね。、

古絵葉書・大阪帝国大学微生物病研究所(4枚)

大阪帝国大学微生物病研究所1
現在も研究機関として存在する大阪大学の微生物病研究所は、昭和9年に
堂島にあった大阪帝国大学堂島キャンパスに設立されました。
しかし、施設が手狭になってきたため、昭和42年に吹田キャンパスに移転しました。
よって、開設当時の建物は現存していないものと思われます。

この絵葉書は、研究所開所式記念として作られた絵葉書です。
この絵葉書は4枚のセットとなっています。

中身については「続きを読む」からご覧ください。
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古絵葉書・京都瓦斯株式会社 工場全景・レトルト室

<京都瓦斯1
京都瓦斯は明治42年に設立した会社で、昭和20年に現在の大阪ガスに吸収合併されました。
創業者はたばこ王で知られる村井吉兵衛。しかし、京都は早くから水力発電等による電灯が普及し、
さらに、京都電燈という大きな電力会社があったため、京都瓦斯は少々地味な存在かもしれません。
昭和3年に五条七本松に工場が作られ、戦後も大阪ガス京都工場として使用されましたが、
工場閉鎖後は再開発がおこなわれました。これが現在の京都リサーチパークです。
上の絵葉書の写真はガスタンクと煉瓦の工場が並ぶ敷地の様子を映しているものですが、
五条七本松の場所かどうかは分かりません。
京都瓦斯2
レトルト室と呼ばれる煉瓦の工場棟。
昔は石炭を原料にガスを生成していました。
この施設は、石炭を加熱してそれにより生じたガスを得る建物と思われます。

絵葉書の様式を見ますと大正期のもののようです。
この絵葉書の写真は明治末から大正期にかけてのものと推測されますので、
開業して間もないころの絵葉書でしょうか。

古写真・第一国立銀行本店(明治29年ごろ撮影?)

第一国立銀行本店
明治5年に制定された国立銀行条例により、
日本で初めて営業を始めた銀行が第一国立銀行です。
渋沢栄一が頭取を務め、その後第一銀行・第一勧業銀行をへて、
現在はみずほ銀行となっています。
創業当時の第一国立銀行本店は日本橋兜町にあり、
その建物の姿は西洋風ではあるものの、屋根にお城のような千鳥破風を設けており、
いわゆる擬洋風建築と呼ばれる建物でした。
それでも当時は大規模で珍しい洋館としてたちまち名所となったようです。

第一国立銀行は、明治29年に第一銀行に改称します。
台紙の裏には「第一銀行」の書き込みがあり、そうなると明治29年以降の撮影になりますが、
創業時の本店は明治30年ごろに取り壊されたそうなので、
この写真は明治29年頃に撮影された末期の本店の様子かもしれません。

古写真・初代大審院庁舎(明治10~20年代撮影?)

大審院
明治10年に完成した初代大審院庁舎の古写真です。
明治初期の庁舎らしく和洋折衷のいわゆる擬洋風建築となっています。
戦後まで使用されたエンデ・ベッグマン設計の大規模な煉瓦造の庁舎、
2代目大審院庁舎は明治29年完成ですので、
この初代庁舎の写真はそれまでに撮影されたものになります。
恐らく、明治10年代後半から明治20年代前半までの撮影と思われます。

古絵葉書・福知山 喜多川書店

喜多川書店
福知山市内にあった喜多川書店という本屋さん(もしくは古書店)の絵葉書です。
伝統的な町屋造りの店舗ですが、玄関部分に電燈があります。
恐らくは旧城下町内にあった店だと思いますが、それ以上のことはわかりません。
絵葉書自体は明治期のものと思われます。
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