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 2017年05月 

古絵葉書・重巡洋艦高雄進水記念絵葉書

重巡洋艦高雄進水記念絵葉書001
重巡洋艦・高雄は昭和2年に横須賀海軍工廠にて起工、昭和5年に進水し昭和7年に竣工しました。
この絵葉書は高雄の進水を記念して作成されたもので、高雄の写真と艦名のもとになった京都の高雄山にちなんで有名な高雄山の紅葉と擬宝珠のある朱塗りの橋が描かれています。また、記念のスタンプも押されています。
重巡洋艦・高雄と言えば、現在のこんごう型イージス艦やあたご型イージス艦のような巨大な艦橋が特徴的ですが、絵葉書の写真ではまだ艦橋は完成してませんでしたので先に就役している妙高型重巡洋艦の写真が使用されています。
重巡洋艦高雄進水記念絵葉書002
こちらは進水式の様子を撮影した絵葉書。ちなみに2番艦の愛宕の方が先に竣工しています。
高雄は太平洋戦争時は第四戦隊に所属し主に南方方面の作戦に参加。第二次ソロモン海戦・第三次ソロモン海戦・マリアナ沖海戦・そしてレイテ沖海戦など多くの激しい海戦に参加。潜水艦による雷撃により艦尾を大破しましたが、沈没は免れました。
その後、シンガポールのセレター軍港に係留。重巡洋艦・妙高とともに防空艦としての任務を受けることになりました。
終戦後、接収されたイギリス軍により妙高と同じく自沈処分。高雄と妙高は同じ横須賀海軍工廠の同じ船台で建造されたネームシップで、それぞれの4姉妹の中で唯一終戦時まで生存。同じセレター軍港に係留され同じ場所で自沈されたという数奇な縁を持つ2艦でした。
現在、海上自衛隊のこんごう型護衛艦3番艦で妙高の名を受け継いだイージス艦「みょうこう」と違い、高雄の名を受け継いだ護衛艦は未だありません。将来、高雄の名を受け継ぐ護衛艦は誕生するのでしょうか。
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古絵葉書・重巡洋艦妙高進水記念絵葉書

重巡洋艦妙高進水記念絵葉書001
重巡洋艦・妙高は大正13年に横須賀海軍工廠にて起工され、昭和2年に進水。昭和4年に竣工しました。
この絵葉書は妙高の進水を記念して作成されたもので、建造中の妙高の写真と記念のスタンプが押されています。
重巡洋艦妙高進水記念絵葉書002
2枚目は艦の名前になった妙高山のイラストが描かれており、こちらにも記念スタンプが押されています。
竣工間もない妙高は、昭和5年に神戸沖にて行われた特別大演習観艦式に参加しました。
太平洋戦争開戦後は第五戦隊に所属しスラバヤ沖海戦や珊瑚海海戦、ブーゲンビル島沖海戦に参戦。
ブーゲンビル島沖海戦では夜戦の混乱で駆逐艦初風と衝突する事故も起きましたが、その後もマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦に参戦し、多くの日本海軍の艦船が沈んでいく中、妙高は潜水艦による艦尾大破を受けつつも沈没は免れ、シンガポールにて防空艦としての任務を受けました。
シンガポールのセレター軍港に係留された妙高はセレター迷彩と言われる迷彩を施された状態で終戦を迎え、後に接収したイギリス軍により同じく係留されていた重巡洋艦・高雄とともに自沈処分されました。
妙高と高雄は同じ横須賀海軍工廠の同じ船台で建造されたネームシップで、それぞれの4姉妹の中で唯一終戦時まで生存。同じセレター軍港に係留され同じ場所で自沈されたという数奇な縁を持つ2艦でした。
現在、妙高の艦名は海上自衛隊こんごう型護衛艦3番艦であるイージス艦「みょうこう」に受け継がれています。
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