古絵葉書・大正15年山陽本線特急列車脱線事故

山陽本線特急列車脱線事故001
大正15年9月に発生した集中豪雨で、広島県安芸郡(現・広島市安芸区)にて発生した山陽本線特急列車の脱線事故を伝えた絵葉書のセットです。戦前から戦後間もない頃はこういった事故や災害等も絵葉書として作成し販売され、一種の報道媒体の役目を果たしました。この絵葉書セットも元々は袋入りだったと思いますが手元の資料は外袋が失われ、揃いかもわかりませんが、現在ある7枚を紹介しようと思っています。
1枚目は先頭の28977号蒸気機関車(後のC51形178号機)が横転して大破した様子です。前面の釜の蓋が開き、煙突は外れ、運転席が曲がるなど相当な衝撃であったことが分かります。
山陽本線特急列車脱線事故002
1・2等寝台車の様子。前の車両に後ろの車両がめり込んでいます。
山陽本線特急列車脱線事故003
こちらは先ほどの寝台車を離れた位置から撮影したもの。救助隊や野次馬でごった返しています。
山陽本線特急列車脱線事故004
1・2等車の横転の様子。前の車両はかろうじて原形をとどめている形です。
山陽本線特急列車脱線事故005
事故を起こした車両の片づけをしている様子。前の車両半分は完全に大破して失われています。
山陽本線特急列車脱線事故006
車両に残された遺体を収容している様子です。
山陽本線特急列車脱線事故007
専念寺本堂に安置された犠牲者の遺体。この事故は豪雨により崩壊した築堤により上に敷かれた線路が浮いた形になり、通過しようとした特急列車が脱線・転覆。この事故により34人の犠牲者が出ました。
現在、遺体が安置された専念寺の境内に慰霊碑が建てられています。
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