古絵葉書 城山より見たる鹿児島市街と桜島

鹿児島遠望

鹿児島は3年ほど居たことのある思い出の街です。
鹿児島の遠望の写真は、ほぼ必ず城山からの遠望ですね。
おかげで各時代の比較検証がやりやすく街の移り変わりがよく分ります。 
「続きを読む」をご覧下さい。
さて、この絵葉書には、撮影された年代を知る鍵がいくつか隠されています。
まず、やや左手前にある両翼を広げた2階建ての洋館。これは鹿児島県庁の建物で、
大正14年に竣工した建物です。なので、この絵葉書は大正14年以降の撮影。
さらに、こちらの以前紹介した昭和10年代の鹿児島市街の古写真と比較すると、
鹿児島市遠景1

中央に写っている昭和2年竣工の鹿児島市中央公民館(現存)が絵葉書にはなく、
また、お寺の大屋根の手前に写っている昭和6年竣工の教育会館も絵葉書にはないことから、
絵葉書の撮影時期は、大正14年から昭和2年の間と特定できるわけです。
そして、もう一つ時代を特定できるものが写っています。絵葉書の錦江湾を見ると
海軍の艦隊が停泊していますが、その軍艦をよく見ると中央に停泊している戦艦群の艦影が
大正期から昭和初期の古い形をしています。そのあたりも年代を知る鍵になりますね。
ちなみに、湾の中央奥にいる大き目の4隻と右端の艦が戦艦。
手前の小さい艦たちが駆逐艦。左端の駆逐艦の奥にいる3本煙突の艦が2等巡洋艦です。
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コメント

撮影されているものを手がかりに絵葉書の撮影年代を調べることは楽しいですね。

今回は珍しく撮影時期を特定できました。これくらいヒントが多ければいいんですけどね。

興味深いですな。

では、ワタクシが現在の写真を気が向いた時に・・・(笑)どこから撮ったか分かれば面白いね。

>>まこと氏
今現在の鹿児島の姿と比較するのも
面白いですね。鹿児島離れてから5年経ちますが、だいぶ変わっただろうなぁ。

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