古絵葉書・舞鶴鎮守府

舞鶴鎮守府
舞鶴鎮守府の庁舎です。
鎮守府とは、海軍の拠点として艦隊の後方を統括した機関で、
横須賀・呉・佐世保・舞鶴の4都市に置かれていました。
舞鶴鎮守府の必要性は明治の前期から問われていましたが、先に呉と佐世保の
整備が急がれたため、舞鶴鎮守府の設置、軍港整備は日清戦争後となりました。
大正~昭和初期の軍縮時代には、鎮守府は要港部に格下げされ、舞鶴軍港の
規模も縮小されましたが、昭和14年に再び復活し、明治後期の最盛期の勢いを取り戻しました。
現在は海上自衛隊の地方総監部が、かつての鎮守府に相当する機関になっています。

現在舞鶴鎮守府の庁舎建物は残されていませんが、
鎮守府長官が過ごした官舎は残されています。
旧舞鶴鎮守府長官官舎
現在「東郷邸」と呼ばれる旧舞鶴鎮守府長官の官舎です。
洋館と和館が併設された明治期特有の住宅建築で貴重なものです。
初代舞鶴鎮守府長官だった東郷平八郎もここで過ごしています。
普段は非公開ですが、時折一般公開されます。
(この写真は2013年5月27日公開の時に撮影)
舞鶴旧海軍官舎1
また、東郷邸のすぐ近くにはかつての海軍官舎だったと思われる建物が2棟残されています。
舞鶴旧海軍官舎2
東郷邸と同じく和館の母屋に洋館が併設された建物で、洋館部分は東郷邸洋館と酷似したデザインであり、
同じ時期に建てられたものと思われます。
旧鎮守府長官の官舎より小ぶりでありますが、舞鶴市浜にある将校用の旧海軍官舎よりかなり豪勢であるため
鎮守府付き副官や艦隊司令官といった将官クラス等の高級将校用の官舎だったのではないかと思われます。
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