古写真・山形県 落合発電所落成記念写真帖

落合発電所1
落合発電所2
山形県鶴岡市にある落合発電所は、昭和11年に当時の
鶴岡水力電気株式会社(現・東北電力鶴岡営業所)によって建設されました。
使用河川は大鳥川。最大出力は1860kw。
現在も発電所建屋などの施設が使用されています。
この写真帖は、落合発電所完成を記念して作られたものです。

中の写真は続きを読むからご覧ください。
各写真のタイトルの下に書かれている詳細な説明は省きます。

落合発電所3
「右岸山上ヨリ見タル堰堤」
落合発電所4
「堰堤左岸上流ヨリ見タル取入口及ローリングダム」
ちゃんと魚道も設置されています。
落合発電所5
「右岸下流ヨリ見タル堰堤」
中央の塔屋ローリングダムの操作機械が設置されていました。
落合発電所6
「沈砂池及同餘水溢流堤」
手前が沈砂池
落合発電所7
「上流ヨリ見タル堰堤排砂門」
落合発電所8
「下流ヨリ沈砂池及ローリングダムヲ吊上タル所ヲ望ム」
ローリングダムとは、可動堰のことで、中央の堰のように上下することで
水量を調節できます。
落合発電所9
「上流ヨリ見タル沈砂池全景」
沈砂池入口の弧状の構造物は「整流壁」。左側の水路は魚道です。
正面奥の建物は、除塵上屋と看視人の社宅。
落合発電所10
「川側ヨリ見タル沈砂池餘水溢流堤及魚道」
手前の階段状の水路が魚道。
昭和11年という時代に魚道がちゃんと設置されていたんですね。
落合発電所11
「上流ヨリ見タル水槽全景」
落合発電所12
「水槽除塵鉄柵及排砂門」
この水槽は、流れ込むゴミとか土砂を除去するものでしょう。
落合発電所13
「水槽餘水溢流路」
ゴミや土砂が取り除かれた水が堰堤を越流して下へ流れます
越流する水の様子は美しかったでしょう。
落合発電所14
「発電所全景」
発電所建屋は、昭和10年代ごろから流行り出した機能主義様式の建物です。
解説によると外観は、腰部が人造石洗い出し。上部シリン塗。地階は全部モルタル塗。
内装は、腰部タイル張り。上部パルポイド塗。水車室の腰部はモルタル塗。
上部はセメント塗。床は、地階モルタル塗。1階は人造石磨き上げ仕上げ。
ただ単にコンクリート仕上げというわけではなく、タイルや人造石による
装飾を施しています。
発電所建屋背後の導水管や、手前の余水吐は現在も残っています。
落合発電所15
「水槽ヨリ見タル発電所」
右に見える木造の建物は、管理人用の社宅でしょうか。
落合発電所16
「屋外変電所」
変圧器等は芝浦製作所(現・東芝)製。
落合発電所17
「発電所正面」
装飾のない機能主義建築でも戦前の建物なら美しく見えるのは、
建物自体しっかりバランスを考えて設計されているのと、
窓枠自体が装飾的だからでしょうか。
落合発電所18
「水車室其ノ一」
水車は、電業社原動機製作所(現・株式会社電業社機械製作所)製
落合発電所19
「水車室其ノ二」
自動制御装置です。
落合発電所20
「発電機室其ノ一」
芝浦製作所(現・東芝)製。
落合発電所21
「発電機室其ノ三」
配電盤。このレトロな感じがいいですね。
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コメント

素晴らしいですね

水力発電所を見て回るサイトを運用しております。
貴重な画像ありがとうございます。
他の発電所画像も素晴らしいです。

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