番外編2・古絵葉書 日本水産動物集成 教育参考魚類 第一編

魚類1
番外編1に引き続き、番外編2として今回は魚類を取り上げた絵葉書図鑑を紹介します。
こちらも番外編1の「貝類及甲殻軟体類」と同じくカラーイラストで描かれた図鑑となっており、
子供向けに販売されたものと思われます。
「貝類及甲殻軟体類」と同じ販売元なのかどうかはわかりませんが、中身の魚図鑑のイラストが
「貝類及甲殻軟体類」と同じデザインですので、恐らく同じ昭和初期から昭和10年代くらいに
同じ販売元が販売したと思われます。

しかし、「貝類及甲殻軟体類」と違って、魚類編は今の表現とは全く異なる部分もあり、
中々興味深い内容になっていたりします。

中身の絵葉書は、「続きを読む」からご覧ください。
魚類2
海水魚類。ひらがなでの読みが旧表現なのが味がありますね。
「がら」というのはなんでしょう?
魚類3
海水魚類ほか。
何故か「すっぽん」が混じってます。
「まるか」「たまめ」「さかたざめ」聞きなれない魚です。
魚類4
海水魚類と淡水魚類。
「たけのこめばる」メバルのことでしょうけど、当時はこういう呼び方だったのでしょうか。
「めくらうなぎ」現在では差別的として「クロヌタウナギ」と名前が変えられているようですが、
都合が悪いとして何でもかんでも名前を変えて長く使われてきた名称を安易に変えるのは
疑問に思うことがあります。
魚類5
海水魚類など。
淡水魚である「こあゆ」やウミガメの「をさがめ」が混じってますね。
淡水魚と海水魚と分けるか、せめて魚と亀は分けるべきだと思うのですが、
当時はあまり気にしなかったんでしょうか。
「をさがめ」は顔が怖いですね。
魚類6
海水魚類など。
「らんちう」だけが海水魚の中に混じってます。
これでは、金魚のランチュウが海の魚だと子供が勘違いしそうですが・・・。
「たかのは」「てんじくじゃこ」「さっぱ」「ていす」「ひげいたち」
聞いたことのない魚達ですね。
魚類7
海水魚と淡水魚。
淡水魚では、「どぢやう」と「りうきん」が混じってます。
この絵葉書のドジョウは色合いに違和感がありすぎますね。
実際に見たことあるのなら、こんな色では描かないはずですが・・・
「あぎふらきあ」とはどういう魚なんでしょう。
検索しても出てこなかったので、戦前だけこう呼ばれていた魚でしょうか。
「きつねかつを」も普通のカツオと違うものなのでしょうかね。
魚類8
海水魚と淡水魚。
淡水魚では「なまづ」「あゆ」「あゆもどき」があります。
この絵葉書でのナマズは、体色・模様ともに明らかにおかしいですね。
ドジョウといい、本当に実物を見て描いたのか疑いたくなります。
アユモドキは、現在国の天然記念物に指定されている淡水魚で、絶滅の危機にひんしている貴重な魚です。
生息域では保護に努められていますが、この絵葉書が販売された当時はごくありふれた魚だったんでしょうね。
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コメント

遅くなりました

遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます…
自宅から『近代遺産めぐり備忘録』
へ行くとカタマリますので、
最近は御無沙汰しておりました。

ryu-oumiさん

お久しぶりです。私の方も御無沙汰してました。
もう一方のブログが重かったのは、ブログパーツとGoogleMAPのせいだったと思います。
それらをすべて外しましたので、多少ましになっていると思いますよ。

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