古絵葉書・習志野 永久堡塁(習志野名所)

堡塁007
千葉県船橋市の習志野台にかつてあった演習用の堡塁です。
堡塁とは、敵の上陸に対して迎え撃つための要塞で、日露戦争では旅順要塞などが有名。
国内でも主要軍港の周囲に砲台とともに建設されました。
この習志野永久堡塁は旅順要塞を模して建設されたものですが、防衛施設としてのものではなく、
堡塁の攻略戦の演習のために作られたものでした。
建設時期は日露戦争が終わった後と言われ、日露戦争後にロシアが建設した堡塁を調査・研究し
建設したものと思われます。
しかし、堡塁は砲台とともに航空機の登場によって時代遅れのものとなり、
国内各地の堡塁や砲台も昭和初期には廃止や別の用途に使用されていったため、
この習志野永久堡塁も明治末期から大正期までの建築では無いでしょうか。

戦後もそのまま残され、この永久堡塁は通称「旅順港」と呼ばれ、近所の子供たちの遊び場になってましたが、
昭和37年に住宅団地の建設に伴い埋め立てられました。
公団住宅団地の建設に対しては船橋市が保存の意向を示していましたが、叶いませんでした。
保存が決定していたらと思うと惜しいものがあります。

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