古写真・大阪 川口居留地

川口居留地004
居留地とは幕末の開国以降、政府が外国人が生活する場所を指定した区域で、
居留地では洋風建築が建ち並び、外国の文化や風俗が行き交うまさに文明開化の象徴といえる場所でした。
特に幕末から明治初期にかけてはこれまで外国の文化に触れる機会がほとんどなかった日本人にとって
唯一外国の文化を感じられる場所でもありました。
居留地は横浜・神戸・長崎が有名ですが、大阪にも居留地がありました。
現在の大阪市西区川口一帯に設けられた居留地で、川口居留地と呼ばれています。
川口居留地の始まりは慶応4年の開港に始まり、洋風の建物の建築や街路・街路樹・街灯の整備が行われ
洋風の街並みが誕生しました。川口居留地はまさに大阪の文明開化の象徴となり、
大阪の近代化に大きな影響を与えました。
川口居留地は明治32年に廃止され、現在は居留地時代の洋館は残っておらず、
「川口居留地跡」と刻まれた記念碑がひっそりと立っているのみで当時の面影は失われましたが、
その後に建てられた戦前の教会建築等が残されています。

この古写真には、居留地時代の洋館が写されています。
明治初期の居留地等によく建てられた典型的なコロニアル様式の洋館です。
街路は綺麗に整備され、街路樹も植えられてます。
撮影時期の詳細な時期は分かりませんが、「大阪居留地」というタイトルと
街路樹がそんなに大きくないことから、明治10年代から20年代までの撮影でしょうか。

大阪くらしの今昔館という施設に、川口居留地の復元模型が展示されています。
※大阪くらしの今昔館公式サイト
この古写真に写る洋館も有るかと思います。

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