古絵葉書・初代 福知山駅 (福知山停車場)

初代 福知山駅001
京都府北部の福知山駅は明治32年に開業しました。当時はまだ民営の阪鶴鉄道の一路線でしたが、
前年の明治31年に陸軍歩兵第20連隊が大阪から移駐してきたことにより、重要な駅として扱われました。
開業当時は今とは別の場所に駅があり、現在の場所に移ったのは日露戦争中の明治37年のことで、
この絵葉書の駅舎はその時のものです。初代福知山駅は平屋の小さな木造駅舎でした。
しかし、目立つ2本の煙突があったり、駅舎の車寄せは洋風だったりと、
いかにもといった明治らしさを主張しています。
福知山駅は連隊があったこと、海軍の鎮守府のあった舞鶴と大阪・京都を結ぶ駅として重視され、
福知山機関区が置かれるほどでした。
また山陰線だけでなく、福知山~旧大江町を結んだ北丹鉄道も乗り入れていました。
福知山停車場
こちらはホーム側から撮影した初代福知山駅舎。
駅舎側だけでなく島式ホームもあり跨線橋もあるなど、明治期の地方都市の駅としては
かなりの規模のものです。
福知山駅
こちらは昭和初期頃の福知山駅舎。陸軍の将兵(20連隊の兵士かどうかは不明)
の背後の駅舎は2階建てになっています。
初代駅舎を増築して作られたようで、向かって左側の2階建て部分は増築、
向かって右側の車寄せのある部分が初代駅舎で煙突は撤去されていますが、車寄せ部分の柱は
そのまま面影を残しています。
この改築後の福知山駅の駅舎は昭和29年に建て替えられ、長らく使用されましたが、
平成17年に高架駅に改築され現在に至っています。

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