古絵葉書・大正4年の銀行横領犯の指名手配絵葉書

指名手配001
今回はいつもとは毛色の違う絵葉書を。
この絵葉書はちょうど100年前の大正4年(1915年)に兵庫県揖保郡にあった神岡銀行のお金を横領して
逃亡した犯人を記したいわば指名手配の絵葉書です。
書かれた内容によると、神岡銀行支店主任の○○(伏字)44歳が5月29日に銀行の金8万円を横領し
逃走したとあります。
さらに犯人を6月から7月の間に捕まえて引き渡したら200円、8月中なら100円の懸賞金を渡すと
述べています。
調べましたところ大正初期当時の1円は現在の2000円らしく、単純に計算しますと当時の200円で
現在の40万円になるわけですが、懸賞金としては安い気も。
まぁ当時の貨幣価値とか考えますと単純に現在の40万と同等かと言われれば違うともいえるでしょうけど。
となると、この犯人は横領した額8万円を同じように計算をしますと1億6000万円横領したことになり、
えらい額を持ち逃げしたものですねぇ。
現在でも指名手配犯をティッシュとかに印刷して配ったりするのを見かけたりしますが、
この絵葉書は銀行自身が印刷したようですね。
戦前までの絵葉書は今のような記念品としてだけでなく、報道的な役目を持っていたりしますので、
こういった指名手配犯を広く世に知らしめる役目をおった絵葉書があってもおかしくはありませんね。

※もう100年前の事件なのでする必要があるかどうかは分かりませんが、
一応該当者の写真に目線と氏名を黒塗りにいたしました。
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