古写真・七条簡易食堂 中央簡易食堂(京都市政要覧 昭和4年刊より)

簡易食堂
昭和4年刊の京都市政要覧に収録されている写真です。
京都市が単身者や諸事情により家庭にて食事ができない中流以下の人を対象とした公営の大衆食堂です。
京都市政要覧によると、大正7年に壬生にて試験的に壬生食堂なる市営の大衆食堂を開設していたが、
中々の評判だったため、大正11年に建設された七条職業紹介所内に七条簡易食堂を開設し、
さらに大正14年に千本丸太町にあった中央職業紹介所に隣接して中央簡易食堂を新築したとあります。
いずれも職業紹介所に隣接して作られていることから、職探しに来た人を目当てに開設されたのかもしれません。
今でこそ多種多様な飲食店が多いですが、大正昭和初期は恐らく街中至る所にあったわけでもないでしょうから、
公営の大衆食堂が作られたのかもしれませんが、それでも当時から福利厚生がしっかりしてたのは驚きです。
ちなみに、この簡易食堂は市の委託を受けた業者が営んでいたようで、本によると、通常営業時間は午前7時から午後7時まで。夏季は午前6時から午後8時まで。朝定食は13銭。昼・夜定食は15銭。お代りのご飯大10銭。小は5銭。肉丼25銭。副食物5銭。漬物5銭。焼物15銭。カレーライス15銭。コーヒー5銭。冷麦15銭。ソーダ水5銭となっています。
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