古書籍・天田郡志資料(上巻・下巻)昭和11年版

天田郡志資料1
天田郡志資料 山口加米之助編・著 淑徳同窓会発行 昭和11年9月20日刊

天田郡志資料は現在の福知山市を中心とした旧天田郡の地誌で、現在の福知山淑徳高等学校の創立者、山口加米之助によって編纂された上巻・下巻の2冊からなる書籍です。
山口加米之助は上巻の序文に「隣の郡には立派な郡志が出来ているが、我が天田郡には未だ郡志を作成する企画がない。そこで、昭和の御大典の奉祝として郡志編纂を思い立った。淑徳会員から資金を集め各方面に協力を依頼して古文書などの借用を願い出たが、快諾者はいたもののほとんどが音沙汰なく5年経ったころに問い合わせたら逆に文句を言われる始末であったが何とか本を作成することができた。しかし、完全なものとは言えないので名前を郡志資料と変更した」と要約ですが書かれています。
ともあれ、昭和初期の時代にこれだけの郡志をまとめたのは物凄い熱意と努力で現在も郷土誌の基礎資料として書籍等に引用されていることを見ますと現在でも一級の郷土資料として通用する書籍と言えます。
天田郡志資料2
天田郡志資料は戦後も何度か復刻版として出版されています。
今回紹介する書籍は昭和11年発行のオリジナルのもので、貴重なものかと思います。
天田郡志資料4
天田郡志資料5
天田郡志資料の上巻は天田郡内の地理歴史を記したもので、山岳や河川の地形から神社仏閣・中世城郭・天田郡の通史・郡内の各村のデータ、当時の福知山町の官公庁や企業や学校などが詳細に記されています。
下巻はほぼ福知山藩と福知山城・藩校だった惇明館について記されています。
また上下巻とも市街地図等の折り込み地図が収録されています。
福知山町役場
天田郡志資料は建築系の資料ではなく郷土史の資料ですが、私の故郷の歴史を記した古書籍であるため、ぜひとも入手したいと願っていたものでした。今回入手を果たすことが出来ましたので紹介することにいたしました。
上巻の前半には数枚ですが、写真のような福知山町役場や村役場、尋常高等小学校の写真もあります。
後々、天田郡志資料に収録されているこれらの写真を個別に記事として取り上げたいと思っております。
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