古絵葉書・広島市 御幸橋

広島・御幸橋001
広島市にある御幸橋は京橋川に架かる橋です。
絵葉書の橋は昭和6年に架けられた橋で広島市内で初めて市電の軌道が通る橋でした。
昭和20年8月6日の原爆投下により絵葉書に写る橋の欄干は爆風で落下する被害を受けますが、橋自体は落橋を免れたため、爆心地方面で被害を受けた被災者が市外へ避難するための重要な役割を果たしました。
この御幸橋で撮影された有名な写真が2枚あります。
中国新聞に勤務していたカメラマン松重美人が原爆投下3時間後にこの橋で撮影したもので、原爆投下当日の広島市街地中心部を撮影した唯一といっていい写真です。
御幸橋西詰辺りで撮影された2枚の写真は重篤な火傷を負いながら爆心地から避難してきた多くの被災者をとらえており、松重自身もあまりに悲惨な状況で2枚目以降は撮影できなかったと語っています。
この写真には現在も奇跡的にご存命の方が3名おられ(記事作成時点)、うち2名の方による現地での証言と写真の解析、専門家の鑑定を元に当日の様子がCGで再現されそれをもとにNHKスペシャル「きのこ雲の下で何が起きていたのか」が放送されました。
※公式サイト
私も拝見しましたが、2枚の写真からでは伝えきれない当時の地獄のような悲惨な光景がありありと再現されていました。
現在、この絵葉書の橋は老朽化により架け替えられましたが、写真にも写る親柱やアーチの欄干は保存され、写真の撮影された西詰には松重美人の撮影した写真のモニュメントが置かれています。

※関連記事・広島県物産陳列館(現・原爆ドーム)  広島市猿猴橋
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