古写真・海軍省(築地時代初代庁舎)

築地海軍省002
海軍省と言えば通称「赤煉瓦」と呼ばれた霞が関にあったジョサイア・コンドル設計の庁舎が有名ですが、赤煉瓦の庁舎は2代目で、初代庁舎は築地にありました。「東京海軍省」とキャプションのあるこの古写真は築地時代の初代海軍省庁舎です。
初代海軍省は明治5年に築地の旧尾張藩邸に設立され、旧藩邸庭園の築山に旗を立てたことから、旗山と呼ばれていました。
当時は海軍本省と呼ばれ、築地一帯はこの海軍省や後の海軍兵学校となる海軍兵学寮など海軍関連の施設が建ち並んでいました。
初代海軍省001
以前紹介した初代海軍省庁舎の横からのアングル。明治4年に完成した海軍省初代庁舎は中央屋根に塔屋を持ちファザードにはバルコニーを持つ玄関が設けられた擬洋風建築ですが、全体の壁は伝統的なナマコ壁で日本瓦を葺くなどまるで土蔵のような外観です。それでも当時はモダンに見えたのか新たな東京の名所として錦絵に多く描かれました。
海軍省初代庁舎は明治17年ごろに取り壊され、明治28年に2代目の赤煉瓦の庁舎が竣工しました。
この古写真は明治4年から明治17年までの撮影となります。

※関連記事 古写真・海軍省(築地時代の初代庁舎) ※側面からの遠景写真
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