古写真・大津トンネル(逢坂山トンネル)

逢坂山隧道001
「大津トンネル」のキャプションがありますが、明治初期に建設された逢坂山トンネルかと思われます。
逢坂山トンネルは大津~京都間を繋ぐ東海道線のために掘削された鉄道トンネルで、明治11年に完成しました。
逢坂山トンネルは当時は主流だったお雇い外国人技師の力を借りず全て日本人の手により工事が行われました。
明治31年には複線化により上り線のトンネルが完成。以後、明治期を通じて東海道線のトンネルとして使用されましたが、
大正10年に新線の新逢坂山トンネルが完成すると旧逢坂山トンネルは役目を終えました。
戦時中は地下工場として航空機の部品工場として稼働していましたが、戦後の名神高速道路建設により西口が埋め立てられ消滅しましたが、東口は現存し、貴重な明治初期の鉄道土木遺産・近代化遺産として鉄道記念物及び近代化産業遺産に指定され保存されています。
この古写真の逢坂山トンネルは現存する東口か消滅した西口か分かりませんが、明治31年に完成した複線の上りトンネルが写っていないように見えるので、複線化以前の撮影かと思われます。
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