古写真・山梨県庁(初代)

山梨県庁001
明治10年に完成した初代の山梨県庁はいわゆる「藤村式」と呼ばれる擬洋風建築でした。
中央の正面ファザードから左右に翼を張り出したシンメトリーな擬洋風のデザインはまさに明治初期の官庁建築の典型で、中央屋根の三角破風には菊の御紋章が左右翼部の屋根には山梨県の「山」の字が入っています。
この初代山梨県庁は現存する昭和5年築の2代目県庁舎の新築により建て替えられたと思われますが、かつての初代山梨県庁舎を思い起こさせる建物が2棟、愛知県の明治村に移築されています。
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旧東山梨郡役所。明治18年完成の藤村式擬洋風建築。
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旧三重県庁舎。明治12年完成。古写真の初代山梨県庁舎と非常によく似た形で、明治初期の擬洋風建築の官庁建築はデザインはもちろんプランも一定のテンプレート的なものがあったのかもしれません。
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