古写真・双発爆撃機「銀河」 艦上攻撃機「天山」(「航空朝日」昭和20年1月号より)

銀河・天山
※サムネイル画像のクリックで拡大します。
航空機専門雑誌の「航空朝日」昭和20年1月号に掲載された旧海軍が開発した双発爆撃機・銀河と艦上攻撃機・天山の写真です。
銀河は一式陸上攻撃機の後継機として開発された大型爆撃機で、昭和18年より生産開始。終戦までに1100機余り生産され、太平洋戦争の後期に導入されました。正式採用後、銀河は各地の戦線にて配備され、いくつかの巡洋艦や空母を大破・撃沈寸前にまで追い込むなどの戦果をあげましたが多くが失われ、終戦時に残存していた銀河はわずか182機でした。
現在、完全な状態で保存された銀河は無く、スミソニアン博物館に1機のみ分解状態で保存されています。

天山は九七式艦上攻撃機の後継機として開発された旧日本海軍の艦上攻撃機で、昭和18年より生産が開始。終戦までに1266機生産されました。
天山は正式採用後、南方戦線の各地に配備され、天山の配備された第六〇一航空隊はマリアナ沖海戦で激しい戦闘を繰り広げましたが、8割を失うという大損害を受けました。
その後の硫黄島の戦いや沖縄戦では特攻作戦にも参加。終戦時の残存数はわずか187機でした。
現在、スミソニアン博物館にて分解状態で保管された天山が現存しています。

海軍機は戦争前に正式採用された零戦や九七式艦上攻撃機・九九式艦上爆撃機・一式陸上攻撃機の絵葉書は数多く見られ、献納絵葉書でもほとんどがそれらの機体ですが、それ以降となる戦闘機では紫電改。艦上攻撃機では天山。艦上爆撃機では彗星など銀河も含め戦時中に正式採用された機体はほぼ献納絵葉書を含む絵葉書では見られません。
艦上爆撃機 彗星001
彗星は絵葉書サイズの読売ニュース焼付版に何枚か取り上げられてますが、これは絵葉書ではありませんし。
この「航空朝日」は専門雑誌とはいえ市販されていたもので、掲載されている銀河や天山の写真は軍機扱いでは無かったと思いますが、先に紹介した陸軍機の飛燕や疾風も含めて、雑誌では大きく取り上げられている一方で、絵葉書になると極端に数が少なくなるのか疑問に思うところです。

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