古写真・明治10年代頃撮影の天橋立

明治初期・天橋立001
明治初期頃撮影の宮津市・天橋立の古写真です。
奥に見えるのが天橋立。手前の森は古刹・智恩寺の境内で明応10年(1501)建立の重要文化財に指定されている多宝塔や明暦3年(1657)に中世の堂宇を改修した文殊堂他、江戸時代建立の庫裏など現在も残る建物が写されています。
智恩寺の周辺は門前町や手前の集落以外は全て田畑が広がる状態で、集落の建物もほぼ茅葺屋根の住居であり、江戸時代の風景が未だに残るようです。
明治初期・天橋立002
写真の台紙には「京都府丹後国宮津港字新濱 写真師 中川萬吉」とあります。
宮津市は明治9年に京都府の管轄となりますので、この古写真は明治9年以降の撮影となります。
恐らく明治10年代に撮影されたものではないかと思われます。
写真手前の集落辺りに大正14年、天橋立駅が完成。以後天橋立の最寄り駅として発展し、智恩寺手前の田畑一帯も商業施設や住宅が立ち並んでいきました。
明治の宮津007
こちらは以前紹介した明治30年代の宮津の写真。天橋立の反対側からの撮影なので比較はできないですが、宮津市街は明治30年代にはすでにかなりの建物が建ち並んでいます。

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