古写真・大阪 川口居留地の街並み

川口居留地001
居留地とは幕末の開国以降、政府が外国人が生活する場所を指定した区域でした。居留地は横浜・神戸・長崎が有名ですが、大阪にも居留地がありました。川口居留地と呼ばれる外国人居留地で、慶応4年の開港以来外国人向けに街並みが整備され、当時珍しかった洋風建築が建ち並びました。川口居留地は大阪における文明開化の象徴となり、今まで西洋文化に触れたことの無かった大阪の人々にとって斬新に映ったことでしょう。この川口居留地から大阪の近代化は始まっていきました。
この古写真は川口居留地時代の街並みを映したものです。
川口居留地004
これは以前紹介した川口居留地の洋館の写真。コロニアル様式と呼ばれた幕末から明治前期にかけて建てられた建物で、各地の居留地ではほぼこの様式の洋風建築が占めていました。まさに明治初期の文明開化を象徴する洋館です。
川口居留地は明治32年に廃止され、現在は居留地時代の洋館は残っておらず、「川口居留地跡」と刻まれた記念碑がひっそりと立っているのみで当時の面影は失われましたが、その後に建てられた戦前の教会建築等が残されています。

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