古絵葉書・滋賀県農工銀行新築記念絵葉書

滋賀農工銀行001
農工銀行は農工業に携わる人のために設立した銀行で、明治29年に成立した日本勧業銀行法とともに成立した農工銀行法に基づいてるため、農工銀行は日本勧業銀行への取次や同等の業務を行い、実質、日本勧業銀行の子会社的存在でした。
滋賀農工銀行は明治31年に設立した銀行で昭和13年に日本勧業銀行に吸収合併されるまで存在しました。
この絵葉書は昭和7年に完成した滋賀県農工銀行の新社屋を記念して発行されたものです。
滋賀農工銀行002
滋賀県農工銀行の外観。ロマネスク様式の新社屋は石張りの重厚な建物です。
滋賀農工銀行003
営業室内部。戦前の銀行の建物は営業室ホールが吹き抜けになっていて開放感がありました。
滋賀農工銀行004
総会室と来賓室。さすがに来賓室は豪華な作りです。
滋賀農工銀行005
※画像のクリックで拡大します。
滋賀県農工銀行本店建築概要。設計は國枝博。施工は大林組。家具は高島屋が納入しているんですね。
設計者の國枝博は朝鮮総督府の設計をしていますが、農工銀行の設計を多く担当したようで、現存するものとして大阪農工銀行(現・八木通商)・大分県農工銀行(現・みずほ銀行大分支店)・兵庫県農工銀行洲本支店(現淡路信用金庫本町支店)・阿波農工銀行(現・みずほ銀行徳島支店)などがあります。
阿波農工銀行002
こちらは以前紹介した昭和4年完成の阿波農工銀行本店。同じく國枝博の設計で、現在はみずほ銀行徳島支店として現存しています。

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